バイクを少しでも高く売りたりと思っているなら、しっかりと準備をしておかないといけません。
なにも準備をしないと安く買取されてしまい後悔してしまうこともあるので、この記事では高く売るためのコツを解説していきたいと思います。
なにもしないよりかは、確実に査定額を上げることができます。
バイクを売るときは高額査定のコツを知っているか、知らないかで数万円の差がでてしまうこともあります。
少しでも高く売れるように頑張っていきましょう。
バイクを高く売るためのコツ
今回、紹介するコツは9つになります。
- 買取相場を調べる
- 必要なものを揃える
- ノーマル状態に戻す
- キズやヘコミは修復しない
- エンジンがかかる状態にする
- 洗車をしてサビもとる
- 早めに行動する
- 他社と比較する
- 査定額の交渉
このような方法で査定額を上げることができます。
簡単にできることもありますし、バイクの状態によっては難しいこともありますけど査定額を上げるために、しっかりと準備をしていきましょう。
買取相場を調べる
まず、1番最初にやってもらいたいことがあります。
これを調べないといけません。
いくら「バイクを高く売りたい」と言っても相場価格以上にはならないので、どのくらいで売れそうなのかを調べて、ある程度の目標を決める必要があります。
どんなに頑張っても30万円の価値しかないないバイクを40万円で売ることは不可能です。
ただなんとなく「高く売れたらいいな〜」くらいの気持ちだと、いつまでたってもゴールにたどり着かないで無駄な時間をすごしてしまいます。
バイクを売る時は最初に目標を決めましょう。
無料お試し査定で調べる
簡単に相場を調べられる方法は各買取業者のオンライン査定などです。
実際にバイクを見てもらうわけではないので、正確な査定額ではないですが、簡単に調べることができます。
バイクの買取相場は
- 車種
- 年式
- 走行距離
で、ある程度は決まってきます。
これに加えて「バイクの状態」や「在庫状況」などで査定額が変わってきます。
なので、オンライン査定で車種や年式を入力するだけで査定してもらうことができます。
ここで注意してもらいたいのが、オンライン査定で提示された金額で売却できることは、ぼぼありえない、と思ってください。
もしかしたら、まったくキズもなくて、消耗品もほとんど減ってなくて、サビもなくピカピカな状態であれば可能ですが、そんなバイクあまりないですよね…
なので、オンライン査定で提示された金額から、数万円マイナスにした金額を買取相場くらいかな?と思って、売却の目標金額に設定をしてください。
バイク王の「無料お試し査定」が簡単なので、試してみてください。
関連記事>>>【簡単】あなたのバイクはいくらで売れる?【買取相場の調べ方】
必要なものを揃える
バイクの売却に必要な物は全部揃えておきましょう。
- 登録書類
- 自賠責保険証明書
- ナンバープレート
このようなものが必要になってきます。
登録書類とは、車検証のようなバイクを買った時にもらっている書類です。
バイクを売却する時に必要なものが紛失していても、売却することが大丈夫な場合が多いですけど、査定額を下げられてしまう可能性はあります。
「書類なしでも査定額に影響ありません」
なんて言っている買取業者もいますけど、怪しいところです。
紛失しているものがある場合の再発行するかしないかは、判断が難しですが、確実に高額査定にしたいなら揃えておくのが無難です。
バイクの売却に必要なもの【査定額を上げるためにノーマルパーツも用意】
こちらの記事では売却に必要なものと、あれば査定額が上がる可能性があるものを解説しています。参考にしてください。
ノーマル状態に戻す
ノーマルのほうが高く売れるので、ノーマルパーツが残っていれば、可能な限り戻してください。
たくさんカスタムしてあって、お金をかけているバイクのほうが高く売れそうですけど、バイクはノーマルのほうが好まれます。
わざわざ純正パーツを購入してまで戻す必要はありません。「ノーマルパーツが残っていれば」で大丈夫です。
自分で交換できないなら、バイクを売る時にしっかりと用意しておいて、ノーマルパーツがあることを伝えるだけでもOKです。
バイクショップに工賃を払って交換してもらうなんてことはしないでください。無駄な出費になります。
マフラーなんかをカスタムしてあれば、ノーマルマフラーがあまっているはずです。
どのみちバイクを売却してしまえばパーツは不要な物で、ただのゴミとなってしまいます。カスタムしてあるなら、ノーマルパーツが残っていないか、しっかり確認しておきましょう。
カスタムパーツは別に売る
ノーマル状態に戻せたら、逆にカスタムパーツがあまってしまうので、ヤフオクのようなネットオークションで売ってしまうか、査定員にお願いして査定額を上げてもらえるように交渉しましょう。
マフラーとかならネットオークションでも売れやすく、うまくいけば結構いい値段になります。
ヤフオクなどは自分でやらないといけないこともあり面倒に感じてしまうかもしれませんが、高く売れる可能性が十分にある方法です。
そして、パーツだけなのでバイクの個人売買のようなトラブルには、なりにくいです。
バイクを売る時は、なるべくノーマル状態にして、あまったカスタムパーツは別の方法で売りましょう。
キズやヘコミは修復しない
バイクにキズやヘコミがあるなら無理に直したり隠そうとしないでください。
素人が変にいじっても余計に状態が悪化してしまう可能性が高いです。
キズを消そうとしてコンパウンドで磨いたら、さらにキズがついてしまったなんてこともあります。
もちろんキズがうまく隠せて修復できれば査定額に影響ないですが、だいたい失敗します。
高く売るためには、今の状態を悪化させない、という考え方も大事です。
エンジンがかかる状態にする
エンジンが始動するか、しないかでは、大きく査定額が変わります。
バイクを何年も放置していたとかではないなら、エンジンがかからない理由のほとんどがバッテリー上がりです。
さすがにバッテリー上がりくらいで査定額を下げられてしまうなら直してしまいましょう。
バッテリーが完全にダメになっているなら交換するしかないですけど、ほとんどの場合、充電するくらいでなんとかなります。
近所のガソリンスタンドやバイクショップなどでも、充電してくれたりします。
ここで注意してもらいたいのが2年以上も放置している場合はバッテリー以外にもエンジンがかからない原因があるかもしれないので、無理に始動しようとしないでください。
最悪エンジンが壊れます。
このような場合は査定員に素直に話して売却しましょう。
エンジンは査定に大きくかかわるポイントなので、売却前はなるべくエンジンがかかるように復活させておいてください。
関連記事>>>どんなバイクでも買取してもらえます【処分はもったいない】
査定直前に暖機しておく
査定員にバイクの調子がいいことをアピールするために、査定直前に暖機をしておいてエンジンがかかりやすい状態にしておきましょう。
やはりこの状態であれば好印象となりエンジンの調子がいいと判定してくれます。
普段から乗っていれば、エンジンがかけやすくなっていると思いますが、しばらく放置していたりするとエンジンはかかりにくです。
なかなかエンジンが始動できなくなくて、アイドリングも安定しないで、エンジンがすぐ止まるようなバイクだと査定額に影響してしまいます。
中古バイク販売店などで売る場合は、走って行くので問題ないと思いますが、出張買取のようなバイクを取りに来る業者に売却する時は、暖機してセル一発始動できるようにしておきましょう。
洗車をしてサビもとる
バイクが汚れているなら洗車をしてサビも落としましょう。
- サビだらけでボロボロのバイク
- ピカピカで新車のようなバイク
あたりまえですけど、ピカピカなバイクの方が高く売れそうですよね。
バイクは綺麗であれば綺麗であるほど高く売れます。
特にサビはかなり悪い印象をあたえてしまうので注意してください。
サビがあるということは、雨ざらしで保管していたり、長期間 放置されていたと思われてしまいます。
もしかしたら、もう売却してしまうからバイクへの愛着が薄れてしまっているかもしれないですけど、最後に感謝の気持ちを込めて丁寧に洗車してあげてください。
早めに行動する
バイクは売りたいと思った時が1番高く売れます。
なので、「バイクを売りたい」「次のバイクに乗り換えたい」と思ったらなるべく早く行動してください。
放置していればサビて劣化していくし、普段から通勤などで使用していれば走行距離も伸びてしまいます。
走行距離なんかは、ちょっとの差でも査定に影響してしまうこともあります。
- 走行距離19500km
- 走行距離20500km
差は1000kmですけど、1万km台と2万km台では評価が変わってきます。
もちろん、1万km台の方が高く売れます。
バイクを売るということは、大きな決断が必要なことですけど、あまり引き伸ばしても査定額を下げてしまう原因となります。
損をしないように早めに決断しましょう。
他社と比較する
買取価格は業者によってバラバラなので、できれば2〜5社くらいに査定してもらい、1番高く買取してくれる業者に売りましょう。
- A社の買取価格は40万円
- B社の買取価格は50万円
このようなことはよくあります。
他社と比較しないことによって10万円も損をしてしまうことだってあります。
そして、複数社に査定してもらうことによって査定額の交渉がしやすくなります。
「40万円以上ならB社売ります」
このような会話で査定額を上げてもらうことができます。
他社と比較して交渉していけば、最高額に近づけることも可能です。
ちょっと面倒ですけど、高く売るためには重要なので頑張ってください。
他社と比較は面倒
何社も査定してもらうのは面倒です。
中古バイク販売店に何回も行ったり、出張買取業者に何回も来てもらったりするのは、正直に言って体力も精神的も疲れます。
そして、ここで上記でも説明した「買取相場」が役にたってきます。
買取相場がなんとなくわかっていれば、ある程度近い査定額になれば納得して売却することができます。
複数社に査定してもらい比較することは重要なんですけど、目標金額を設定してないと深追いしてしまい疲れます。
「別の業者ならもっと高くなるかも」
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目標金額がないと、これの繰り返しで、きりがないです。
バイク王の無料お試し査定などもうまく活用して、2〜3社くらいで終わらせられるようにすれば精神的な負担を少なくできます。
関連記事>>>【徹底比較】バイクを売るならどこがいい?【高額査定になる買取業者6選】
査定額の交渉
バイクを売却する時は必ず査定額の交渉をしてください。
交渉しないとビックリするほど安く買取されてしまうこともあります。
買取業者も商売なので、バイクを安く買取して高く販売したいもんです。
なので、査定してもらって最初の査定額は驚くほど安い金額を提示してきます。最初から最高額を提示してくることは、まず無いと思ってください。
交渉するだけで10万円くらい変わることもありますし、なんなら「安いから売りません」の一言だけで3万円くらいなら簡単に上げてくれることもあります。
もちろん、どんだけ交渉しても相場価格以上になることはないし、無理な時は無理だということも覚えておいてください。
納得いかないなら別の業者に売ればいいだけです。
安く買取されないように必ず買取価格の交渉はしてください。
【必須】バイクを高く買取してもらうための11つの交渉テクニック
交渉のテクニックは別の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
自分のバイクがどのくらいの価格で売れるのか相場を知りたいな?
他社と買取価格を比較したほうがいいみたいだけど本当?なんか面倒だな…