このような疑問に答えます。
バイク洗車の注意事項
水なし洗車のやり方
私はバイクの洗車をすることも多いですし、車もよくやるので、洗車は得意な方です。
ですが、毎週やるとなると、なかなか面倒くさいです。
たまにしかやらないと、バイクはどんどん汚れていきます。乗らないで駐輪場に置いてるだけでもホコリをかぶって汚れていきます。
なので、今回紹介する方法は、1時間位の作業をイメージして、なるべくかんたんな方法を書いていきます。
バイクの洗車方法
②足回り清掃
③シャンプー
⑤水を拭き取る
⑥コーティング剤で仕上げる
このような順番で洗車作業をしています。
洗車は人それぞれやり方も違いますし、かける時間も違います。
私の洗車方法を参考に自分なりのやり方を見つけましょう。
バイクの洗車に必要なもの
洗車を始めるまえに、必要なものをかんたんに説明しておきます。
洗車道具がないと洗車できないので。
ホース
バケツ
シャンプー
スポンジ✕2
ぞうきん✕2
拭き取りクロス
コーティング剤
マイクロファイバークロス
あえて「水」も書きました。水の使用は不安がある人もいるみたいですが、使って大丈夫です。
むしろ使わないとダメです。
とはいえ、マンションなどで水が使用できない人もいると思うので、水がなくても洗車できる方法も後半で解説します。
関連記事:バイクの洗車に必要な10個の道具【これだけあればOK】
バイク洗車の注意事項
洗車をする前に覚えてもらいたいことを3つほど説明しておきます。
高圧洗浄機はつかわない
車のように高圧洗浄機で汚れを落としたいところですが、やめましょう。
バイクは水に強く作られてますけど、高圧洗浄機の勢いにまで、耐えられるかと言われると難しいです。
水の勢いが強いと変な場所に水が入り込んで故障の原因となります。
バイクの洗車は、そこまでの水圧はいらないので普通のホースにシャワーヘッドをつけたものを使用しましょう。
スポンジを使い分ける
スポンジやぞうきんは多目に用意して使い分けましょう。
汚れたスポンジでタンクを洗うとタンクにキズがつきます。
「足回り」と「タンクやカウル」で違うスポンジを使ってください。バイクの上下で使い分けるイメージで大丈夫です。
強くこすらない
タンクやカウルを強くこすらないように洗車しましょう。
ゴシゴシはダメです。
洗車は一歩間違えれば、バイクにキズをつけている行為と変わりません。
砂埃がついた汚いスポンジをタンクに強くこすりつけたらキズがつきそうなのはイメージできますよね?
優しく撫でる感じでやりましょう。
ホイールなどの足回りは多少ゴシゴシとやって大丈夫ですし、強くこすらないと落ちない汚れも多いです。
洗う部分によって力加減を変えて、スポンジの汚れ具合をチェックしながら洗車をしてください。
洗車のやり方
先ほども書きましたが、なるべくかんたんで1時間ほどの作業を想定して説明していきます。
水をかける
水をかけてバイクについている汚れを落としていきましょう。
泥
ホコリ
鳥の糞
バイクにはいろんな汚れがついてます。
タンク、カウルを重点的にやっていきます。足回りはこの次にやります。
水をかけただけだと頑固な汚れはあまり落ちないので、水をかけながら軽くスポンジでこすってあげましょう。
手で触ってみてザラザラしてたら、砂やホコリがまだついてるので、落としてください。
水のかけ方
バイクは雨でも乗れるように作られていますが、水に弱い部分もあります。
なので雨がかかる場所、方向を考えて水をかければ大丈夫です。
上と前からは何も問題ないです。
ホイール、チェーンあたりも大丈夫です。
雨の日は、バシャバシャ水がかかってます。
後ろからはダメです。
マフラーに水が入ってしまいます。心配なら養生テープを貼ってふさいでおきましょう。
横から雨があたることは、あまりないので注意が必要です。
特にエンジン周りに、勢いよく水をかけるのは、あまりよろしくないです。
難しく考えないで大丈夫です。要は上から水をかければOK。
全力でエンジンや配線があるところにかけなければいいだけです。
足回り清掃
全体を濡らして、ある程度の汚れがとれたら足回りを先に綺麗にしましょう。
チェーン
スプロケット
スイングアーム
サスペンション
このあたりを綺麗にしていきましょう。
全部の場所を本気でやると半日くらいかかります。適度に切り上げてください。
楽しいなら何時間でも作業して大丈夫です。
私も昼頃に洗車を始めて、気づいたら夜になってたなんてことはよくあります。
各部分の細かい洗車方法は、今回は説明しないので、かんたんで手軽なやり方だけ教えておきます。
チェーン清掃するなら、このタイミングかバイクを水で濡らす前がおすすめです。
注油は洗車が終わってからにしましょう。
関連記事:バイクチェーンの清掃する頻度は?【簡単にできるメンテナンス方法】
足回り清掃のやり方
濡らしたぞうきんを1枚用意して、オイル汚れが少ない場所から拭いていきます。
いきなりリアホイールやスイングアームのチェーンオイルが飛び散った場所を拭くと、いっきにぞうきんがダメになります。
そのぞうきんで綺麗な場所を拭くとオイル汚れをつけてしまい、綺麗にしてるつもりなのにバイクが汚れていきます。
汚れたぞうきんでブレーキディスクを拭くなんて絶対ダメですよ。ブレーキが効かなくなります。
綺麗な場所から始めて、最後に汚れがヒドイ場所を拭きましょう。
15分も拭いていれば、ぞうきんも汚れてボロボロになってくるので、止めどきです。
このぞうきんを再利用するのは難しいので、捨てるかオイル汚れがヒドイ場所専用にしましょう。
シャンプー
シャンプーでバイク全体を洗っていきます。
バケツにシャンプーを入れて、シャワーで勢いよく水を入れると泡立ちます。
この泡立った水をスポンジにしみこませて、洗車していきます。
このときもスポンジを2つ使い、バイクの上下で使い分けて汚いスポンジでタンクなどをこすることがないようにしてください。
全体的にシャンプーできたら、最後に水で洗い流しましょう
水を拭き取る
バイクについている水を拭き取っていきます。
タンクやカウルなどは拭き取りクロス を使用して、足回りなどの下半分はぞうきんでも大丈夫です。
水の拭き取りもバイクの上下で使い分けてください。
足回りを完璧に綺麗にしたと思っても汚れは残っているものです。拭き取りクロスは安いものではないので、大事に使いましょう。
「クロスを絞る」
これをひたすら繰り返してバイクについている水分を取り除いていきましょう。
コーティング剤で仕上げる
水を拭き取れば洗車は完了ですが、せっかくなのでコーティングもしておきましょう。
おすすめ商品はシュアラスターのゼロフィニッシュです。
ゼロフィニッシュはスプレー式になっているので、吹きかけてマイクロファイバークロスで拭き取るだけです。
このかんたんな作業だけでバイクにツヤがでて撥水効果も高くなります。
タンクとカウルだけなら5分くらいで終わるので、かんたんです。
コーティングをしておけば、雨をはじくようになり汚れにくくなるので次回の洗車も楽になります。
水なし洗車
バイクが軽度な汚れでしたら、水なしでも洗車することは可能です。
洗車スペースがない
洗車場が近くにない
このような状況なら水なしで洗車するしかないです。
マンションに住んでると洗車スペースもないし勝手に水を使ってると管理人に怒られたりします。
なるべく水を使って洗車をしてもらいたいですが、環境的に無理ならためしてみましょう。
関連記事:無水洗車で洗車が簡単!早い!水がなくても洗車ができる
無水洗車については別の記事にも書いてあります。車用に書いた記事ですが、考え方は車もバイクも変わらないので参考にしてください。
水なし洗車のやり方
先程、紹介したシュアラスターのゼロフィニッシュをかけて拭き取るだけです。
ゼロフィニッシュはコーティング効果だけではなく洗浄効果もあるので、多少の汚れなら問題ないです。
塗装面、樹脂、金属などにも使用可能なのでバイクのほとんどの部分を綺麗にすることができます。
たまにしか洗車しない人やオフ車でドロドロのバイクには向いてないですけど、毎週週末にはピカピカにしてバイクに乗りたい人には、かんたんな洗車です。
出発前に10分くらいで綺麗にできます。
バイクの汚れ具合によっては、かんたんな洗車となるので、ためしてみましょう。
今回は以上になります。
洗車のやり方は環境や頻度で人それぞれ違うので、自分にあった方法を見つけましょう。
バイクに水をかけてもいいの?
かんたんに洗車する方法はないかな?
バイクの洗車方法を教えてください