このような疑問にこたえます。
バイクを快適に乗るならチェーンの清掃、注油はかかせないメンテナンスです。
簡単な作業で誰でもできるので、覚えておきましょう。
私もバイク便をやっていた時は毎日チェーンメンテナンスをして、いつでも快適に乗れるようにしてました。慣れたら毎回2~3分でおわります。
初めてチェーン清掃する人にもわかりやすく写真つきで解説してるので参考にしてください。
チェーンのメンテナンス方法
簡単なチェーンメンテナンス
バイクチェーンの清掃する頻度
雨の日に走行したあと
1ヶ月に1回
このくらいを目安にチェーン清掃をしましょう。
走行距離が500kmごと
500kmも走ればチェーンは汚れるし、オイルもきれてきます。
チェーンメンテナンスをする暇がなくても1000kmいくまでには、やりたいところです。
チェーンの寿命を伸ばすためにも頑張りましょう。
雨の日に走行したあと
雨の走行はサビやすいので、毎回やってもいいくらいです。
雨はチェーンオイルを落としやすいので、毎回しっかり清掃できなくても注油だけはしておいた方がいいです。
1ヶ月に1回
あまりバイクに乗らない人でも1ヶ月に1回くらいはチェーンの様子を確認しましょう。
バイクを雨ざらしにしていればチェーンはサビますし、バイクカバーをしていても湿気が溜まってしまいサビます。
サビがチェーンの寿命を縮めてしまうのでメンテナンスしましょう。
チェーンメンテナンスをしないと
バイクにいい事は1つもありません
音がうるさくなる
燃費が悪くなる
寿命が短くなる
チェーンはエンジンのパワーをタイヤに伝える重要なパーツです。
この肝心な部分がサビていたりオイル不足になれば抵抗となってしまいバイクはスムーズに動いてくれません。
チェーンからシャリシャリと音もうるさくなって燃費も悪くなっていきます。
寿命も短くなってしまい、交換するタイミングも早まり余計な出費です。
簡単な整備なので定期的にやるようにしましょう。
チェーン清掃に必要なもの
3000円くらいでそろえられます
チェーンルーブ
歯ブラシ
ウエス
新聞紙
軍手
ローラースタンド
このくらいあればできます。
セットで購入
最初はチェーンクリーナー、チェーンルーブ(オイル)がセットになっているものを買ってしまいましょう。
なんならブラシもセットふくまれているものもあります。
ちなみにルーブは潤滑油という意味です。
チェーンルーブ(オイル)はシールチェーン対応のものを買えば大丈夫です。ほとんどのチェーンがシールチェーンですし、ノンシールチェーンに使ってもなにも問題ありません。
まずはセットで買って、使い終わったら買い足していきましょう。
歯ブラシ
チェーン清掃専用のコの字型のブラシもありますが、歯ブラシで十分です。
コの字型のブラシはシール部分を傷つけてしまうと評判がよくないですし、歯ブラシの方が安いです。
私もいろいろ使ってみた結果、歯ブラシにたどりつきました。
ブラシなんか汚れてボロボロになったらすぐ捨てるので、歯ブラシがコスパ最強です。
ウエス
使い捨てのウエスを買ってもいいですし、いらなくなったTシャツとかでも大丈夫です。
できれば、ボロボロの雑巾はやめましょう。ものにもよりますけど、糸クズがチェーンにはさまると不快です。
糸クズが発生しないものを用意しましょう。
チェーン清掃に使ったウエスを再利用するのは難しいですし、今後もバイクの整備をするなら使い捨てウエスが便利なので買ってしまいましょう。
新聞紙
チェーンルブが地面やタイヤなどのよけいな場所につかないように養生に使用します。
ダンボールでも大丈夫です。
タイヤにオイルがつくと劣化や滑りやすなる可能性があります。
チェーン以外にオイルがつかないようにしましょう。
軍手
軍手の着用は賛否両論ありますが、私はつける派です。
汚れるし、手がいろんな場所にあたって痛いので着用しましょう。
ローラースタンド
センタースタンドがないバイクでは、作業効率もアップして便利なアイテムです。
ですが、なくてもチェーンメンテナンスはできます。
車体を前後に動かしたり、軽いバイクならサイドスタンドをかけたまま傾ければ、後輪を浮かす事もできます。サイドスタンドが壊れそうですが…
絶対に必要なものではないですが、作業スペースや効率を考えて購入しましょう。
ローラースタンド以外にもリフトアップスタンドやメンテナンススタンドなどもあるので好みに合わせて選んでください。
チェーンのメンテナンス方法
②ウエスでふく
③歯ブラシでこする
④再度ウエスでふく
⑤チェーンルブをかける
⑥余分なオイルを拭き取る
人によってやり方が違ったり、私も汚れぐあいによってもやり方は変えます。
では、始めていきましょう。
まずエンジンがにかからないように鍵は抜いておきます。チェーンメンテナンス中は絶対にエンジンはかけないでください。
スプロケとチェーンの間に指が挟まれたら、指とれます。
新聞紙を地面に敷きます。慣れないうちはタイヤにチェーンクリーナーなどが、かからないようにしておきましょう。
軍手をつけましょう。
今回はこのチェーンをメンテナンスします。
正直かなりひどい状態です。
チェーンクリーナーをかけます。わりと適当で大丈夫です。かけやすい場所からかけていきましょう。
チェーンクリーナーをかけた場所からウエスで拭いていきます。
タイヤを回したり、車体を前後に動かしてチェーン全体を綺麗にしていきます。
チェーンクリーナーをかけてウエスで拭いただけで、ある程度は綺麗になります。
あとは汚れのひどい場所やウエスでは綺麗にできなかった所をブラシでこすったり、再度チェーンクリーナーをかけてウエスで拭きましょう。
好きなだけシャカシャカやってください。
シール部分を強くこすって傷をつけないようにしましょう。シールが破損してしまうと、いくらチェーンが綺麗でも意味がないです。
シールの場所がわからなければDIDのチェーン構造を見るとわかりやすいです。
綺麗になったら最後の仕上げでチェーンルーブをかけます。
チェーンルーブは遠心力で外側に飛んでいくので、チェーンの内側から注油していきます。
注油する場所は
ローラーとプレートの間
ローラーの表面
このあたりを狙って注油していきましょう。
注油し終わったら余分なルーブをウエスで拭き取って完了です。
かけすぎたり、拭き取りをしないで走行するとチェーンルーブが飛び散り大変なことになります。
こんな状態になります。
タイヤ、ホイール、スイングアームあたりがベトベトになります。タイヤについたままは危険なので、水と薄めた中性洗剤で洗い流しましょう。
簡単なチェーンメンテナンス
チェーンがひどく汚れてからの清掃は大変なので、簡単な方法を教えておきます。
バイクに乗った後は毎回チェーンをウエスで拭く、オイルが少なくなってるなら注油する。
実はこれが1番簡単です。
毎回2〜3分くらいの作業でチェーンの性能が保たれて、がっつりチェーン清掃をしなくてはいけないことが、ほとんどなくなります。
私もバイク便をやってた頃は毎日やってました。商売道具なので…
走行後はチェーンが温まってるので、汚れもとれやすくオイルも馴染みやすいです。
次に乗るまでに時間が開くので、オイルの飛び散りも少なくなります。
チェーンメンテナンスは手が汚れるし、面倒くさいですが、バイクの性能を引き出すには重要なパーツなので、こまめにやりましょう。
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必要な道具もやり方もわからないし…
チェーンメンテナンスの方法を教えてください