バイクに興味を持って、「バイクに乗りたい」と思っているなら、まずは免許を取得してしまいましょう。
ですが、バイクは本当に楽しい乗り物なのか?怖くないのか?費用はどのくらいかかるのか?
このような不安なこともあり、最初の一歩を踏み出せない人もいると思うので、このあたりも解説していきます。
この記事を読めば、バイクのメリットやデメリットを知ることができ、必要な免許の種類がわかり安全にバイクを始めることができます。
バイクに乗るにはわからないことも多く不安に感じると思いますけど、少しずつ知識を増やしていけば大丈夫です。
まずは最初の一歩「免許取得」にチャレンジしてみてください。
私はバイク歴20年で多くのバイク初心者にアドバイスをしてきました。
このような経験からバイクの始め方を解説していきます。
バイクに乗りたいなら迷わず免許を取りに行こう
最初に重要なことをお知らせしておきます。
バイクは最高に楽しいです。
なので「バイクに乗りたい」このように思っているなら迷わず教習所に行ってください。
免許を取得しないことにはなにも始まらないし、自分にあっている趣味なのかを判断することができません。
実際に教習所でバイクに触れてみるだけでも楽しいですし、どんどん興味が湧いてくるものです。
バイクは楽しい乗り物なので勇気をだして、最初の一歩として教習所に通ってみましょう。
免許は無駄にはならない
免許を取得してみたけど、怖かったり、あまり楽しくなかった、と言ってバイクの購入まではしない人もたまにはいます。
ですが取得した免許は無駄にはならないので安心してください。
教習所に通ってバイクに乗ってみただけでも大きな経験ですし、またいつかバイクに興味がでてきたら免許取得というイベントはスルーできるので、スムーズにバイクを購入して乗ることかできます。
教習所に通うには多少お金がかかってしまうので、もったいなく感じてしまいますけど、バイクを楽しめたと思えば安いもんです。
バイクの魅力
バイクは最高に楽しい乗り物である反面、天候や気温によっては辛い乗り物でもあります。
ですが、あらかじめ辛いポイントを知っておくことで心の準備もできるので、意外と苦痛に感じなくなります。
バイクを楽しむためにはメリットもデメリットも知っておいてください。
バイクのメリット
- 風を切って走行する爽快感
- 自然を感じることができる
- 絶景に出会うことがある
- バイクを操る楽しさ
- 行動範囲が広がる
- バイクがカッコいい
- バイク仲間との出会いがある
このようなメリットがあります。
とにかくバイクに乗って運転しているだけで楽しいです。
ツーリングに行けば絶景ポイントで癒やされることもありますし、カーブをうまく曲がれただけでも気持ちがいいもんです。
バイクは一人でも楽しめる乗り物ですけど、複数人でも楽しめるのでバイク仲間が増えることもあります。
バイクのデメリット
- 冬は寒い
- 夏は暑い
- 雨が辛い
- お金がかかる
- コケると痛い
- 事故の可能性がある
- 荷物があまり詰めない
バイクのデメリットは天候の影響を受けやすく、二輪の特性上で転倒や事故をしやすい乗り物となってしまうことです。
雨や暑い寒いくらいなら楽しめるポイントでもありますが、事故や転倒となるとケガをしてしまうので危険です。
対策法としては、「天候の悪い日は乗らない」「安全運転を心がける」この2つを意識するだけでも危険な思いをする確率はだいぶへります。
バイクは危険な乗り物であることは、しっかりと理解しておきましょう。
バイクに乗るのが怖い
たしかにバイクは怖い乗り物ではあります。
ですが、乗るのが怖いと思っているくらいが、ちょうどいい乗り物でもあったりするので安心してください。
その方が安全運転になり、結果として長くバイクを楽しむことができます。
操作に慣れていなければ、うまくバイクを操ることも難しいですし、道路を走れば他の車もいるので事故の危険もあります。
このような理由でバイクに乗ることを諦めてしまう人も少なからずいるのは事実です。
怖いと感じてしまう理由はシンプルに経験不足なだけです。
最初は不安なことが多く怖いと感じる場面もあると思いますが、その先には最高に楽しいバイクライフが待っています。
しっかりと練習をして徐々に運転に慣れていきましょう。
125ccでも楽しい
免許取得後もバイクに乗ることが不安なら125ccのバイクを購入してみてください。
普通二輪免許の教習なら400ccのバイクに乗ることになりますけど、400ccのような大きいバイクが怖いと感じるなら小排気量にするだけで不安な気持ちを軽減してくれます。
なんなら50ccの原付バイクから始めてもいいかもしれません。50ccはデメリットが多いのであまりオススメはしないですけど…
125ccは軽くてあつかいやすく、維持費も安くすることができるメリットの多い排気量なので初心者にはオススメです。
バイクに乗るのが怖いと思って諦めてしまいそうなら小排気量から始めてみましょう。
関連記事>>>【初心者必見】バイクの選び方【使い方が決まれば失敗しない】
年齢は関係ない
バイクは何歳でも楽しめる乗り物なので、年齢は関係ないです。
- バイクは若い人の乗り物だから…
- いまさらバイクなんて恥ずかしい…
- もう年だし、うまく運転できるかな…
たしかに年をとれば体力も動体視力なども衰えてくるので危険が多くなってしまう乗り物ではありますが、普通に車が運転できるなら問題なくバイクに乗ることはできます。
むしろ若い人よりも安全を意識するので、事故率も低いですし、お金に余裕もあるので長くバイクを楽しむことができます。
40代50代と大人になってからバイクに興味を持つ人は多くいます。
年齢は気にしないようにしましょう。
バイクにかかる費用は?
ザックリですけど教習所に通ってバイクを購入して乗り出すまでに50万円から100万円くらいはかかると思ってください。
- 教習所・・・・・10万円
- ヘルメット・・・3万円
- グローブ・・・・5千円
- ブーツ・・・・・1万円
- バイク・・・・・40万円
現在 所有している免許や欲しいバイクでかかるお金は大きく変わってきますけど、だいたいこんなイメージです。
免許は車の免許を持っていれば安くなりますし、なにもなければ高くなります。
バイクの値段もピンキリなので中古バイクの安い物であれば20万円くらいで売っていたりもしますけど、整備料や任意保険なども必要になってくるので、なんだかんだで最低でも30万円くらいはかかってしまいます。
なのでバイクに乗るためには最低でも50万円くらいは必要だと思ってください。
免許取得方法は3つ
- 通学
- 合宿
- 一発試験
このような方法があります。
料金的には一発試験が1番安くすることができますけど、教習所のように乗り方を教えてもらえるわけではなく、いきなり試験を受けるだけなので、バイクに乗ったことがない人は、まず無理だと思ってください。
そうなると普通に教習所に通う方法が無難な選択となります。
教習所にも「通学」と「合宿」があり、どちらともメリット、デメリットがあるので注意してください。
通学は家の近くにある教習所に自分の予定に合わせて通うことができます。ですが、うまく教習の予定が入れられないと卒業までの期間は長くなってしまいます。
合宿は2週間ほど泊まり込みで教習を受けるので仕事をしている人は難しい方法になりますけど、料金は安くおさえることができます。
自分のライフスタイルに合わせて選択してみてください。
免許の種類は7種類
- 原付免許
- 小型限定普通免許
- 普通二輪免許
- 大型二輪免許
- AT小型限定普通免許
- AT普通二輪免許
- AT大型二輪免許
この7種類になります。
バイクの免許にもAT(オートマチック)とMT(マニュアル)があます。
ATとMTの違いを簡単に言うとクラッチ操作をしてギアチェンジをするかしないかの差です。
なので、スクーターのようなバイクに乗りたいのであればATの免許でも大丈夫です。
使用用途に合わせて選んでみてください。
免許の種類についてはこちらの記事でも解説しているので参考にしてください。
関連記事>>>バイクの免許は7種類、乗りたいバイクや使用用途にあわせて選択しよう
オススメは普通二輪免許
ほとんどの人がバイクに乗りたいと思ったら普通二輪免許を取得します。
普通二輪免許を取得してしまえば、ATでもMTでも乗れますし、排気量は400ccまで大丈夫なので、ある程度のバイクは乗れるようになります。
どうしても最初から大型バイクに乗りたい、ということでなければ普通二輪免許を取得してみてください。
いきなり大型二輪免許はオススメしない
「いずれ大型バイクに乗りたいから」
「2度も教習所に通うのが面倒だから」
このような理由でいきなり大型二輪免許を取得しようとする人もいますけど基本的にはオススメしてません。
- 教習所の料金が高くなる
- 卒業までの期間が長い
- 教習が難しくなる
- バイクが嫌いになる
このようなデメリットがあります。
時間に余裕があって、お金にも余裕があるなら無理に止めはしないですけど、普通二輪免許にくらべたら料金は高くなるし、教習の期間も長くなってしまいます。
バイクの乗り始めた頃はお金がかかるので、少しでも節約したいですし、早く免許を取得してバイクに乗りたいのに、なかなか卒業できなくてイライラしてしまうこともあります。
そして排気量が大きくなれば、車重も重くなり操作も難しくなってしまうので「自分はバイクの運転に向いてないのかな…」なんて悩んでしまいバイクを嫌いになってしまうこともあります。
関連記事>>>いきなり大型二輪免許の取得はやめた方がいい理由【料金・期間を比較】
関連記事>>>大型二輪免許の取得期間は最短何日?期間・費用を合宿と通学で比較
教習所に必要なもの
教習所に入校するためには次のような物が必要になってきます。
- 身分証明書
- 住民票
- 免許証
- 写真
- 印鑑
- 眼鏡
- 料金
このような物が必要になってきますが、教免許の取得状況や各教習所によって必要な物が変わってくるので入校する教習所のホームページや電話で確認してください。
バイク教習の服装
長袖、長ズボン、スニーカー、このような動きやすい格好なら教習を受けることが可能です。
半袖短パンのような肌が露出している服装はダメです。
靴はヒールやサンダルのような物はダメなので無難にスニーカーあたりがいいです。
ヘルメットやプロテクターは借りることができるので、絶対に必要というわけではないですけど、なるべく先に購入することをオススメします。
どのみち免許を取得してバイクに乗ることになったら絶対に必要な物ですし、他の人が被ったヘルメットってなんかイヤですよね…
- ヘルメット
- グローブ
- プロテクター
- レインウェア
このあたりの物は必要に応じて買い揃えていきましょう。
関連記事>>>バイクの教習にはヘルメットを持参した方がいい理由【後回しは後悔する】
関連記事>>>バイク教習を受けるときの服装【教習所に通う前に買いたい物を紹介】
教習所ではどんなことをするの?
教習所では運転の仕方や、なにも免許を持っていなければ学科で交通ルールの勉強をすることになります。
そして卒業後は道路を安全に走行できるように教えてくれます。
「うまく運転できないかも…」と悩んでしまうかもしれないですけど、なにも気にしなくて大丈夫です。
教習所は運転を教わりにいく場所なので、できなくてあたりまえです。
最初からうまく運転できる人も少なく、多少なりともみんな大変な思いをしています。
教習所でしっかりと練習すれば、楽しいバイクライフが待っているので、最初は苦労をするかもしれないですけど、頑張ってください。
ちなみに教習所では次のようなことを教えてもらえます。
- 引き起こし
- 各部の役割や使い方
- 基本走行
- 坂道発進
- 一本橋
- 急制動
- スラローム
- S字カーブ
- クランク
このようなことをやっていきます。
まず最初にやるのが「引き起こし」で倒れたバイクを起こすことになります。
そこから各部の役割や使い方の説明を受けて、実際に運転をしてみたりします。
教習が進んでくれば、坂道発進やS字カーブを通過するような、ちょっと難しいこともやるようになります。
なので、教習所ではバイクに乗るための基本的なことはすべて教えてもらえるので安心してください。
今回は以上になります。
「バイクに乗りたい」このように思ったら、まずは教習所に行って免許を取得してください。
バイクは楽しい反面、辛い場面もある乗り物です。
ですが、あなたの人生に大きな影響をあたえてくれるかもしれない乗り物でもあります。
はじめの一歩を踏み出すのは不安かもしれないですけど、楽しいバイクライフが待っているので頑張ってみてください。
バイクに乗るのにお金はどのくらいかかるの?
免許はどれを取ればいいの?
バイクに乗るためには何をすればいいのか教えてください