バイクという趣味を長く楽しんでいれば、買い替えという選択をしなければいけない時もきます。
1台のバイクを大事にメンテナンスしながら乗り続けることも素晴らしいことです。
ですが、長く乗っていれば故障をする心配や、他のバイクが気になってしまったりして買い替えを検討したくなります。
買い替えるなら今乗ってるバイクをなるべく高く売って次のバイクの資金にもしなければなりません。
バイクが少しでも高く売れるなら買い替えの決断もしやすいと思うので、高く売るコツも覚えておいてください。
高く売るコツは別の記事に書いてあるので参考にしてください。
関連記事:【高額査定】バイクを高く売るためのコツ9選【売却前の準備が重要】
私も今までに10台以上、買い替えてきて全てがベストなタイミングだとも言いきれないですが、バイク経験を積んで知識がつけば修理費や維持費などの計算もできるようになり乗り続けるか買い替えたほうがいいのかの判断ができるようになりました。
このような経験からバイクを買い替える時期を解説していきます。
- バイクを買い替える時期
- 新しいバイクが欲しい場合
バイクを買い替える時期
重要なポイントは「買取価格」と「バイクの状態」です。
買い替えなので、次のバイクのために少しでも高く売りたいですし、修理や消耗品の交換で無駄なお金は使いたくないです。
- 消耗品の交換が多くなる
- 走行距離が増えた
- 故障している
- 車検前
- 冬で乗れなくなる前
このようなタイミングで買い替えることをオススメしています。
この記事では250cc以上のマニュアル車を想定して解説していきます。
排気量や車種で寿命なども変わってくるので、注意してください。
では、それぞれ解説していきます。
消耗品の交換が多くなる
ある程度の距離を走っていると消耗品の交換が重なるタイミングがあります。
- ブレーキパッド
- チェーン
- プラグ
- タイヤ
- オイル
などなど、バイクには定期的に交換しなくてはいけないパーツが多くあります。
全てを交換していくと結構な出費になります。
いろいろと交換して10万円くらいかかるなら新しいバイクの資金に回した方がお得です。
- 「そろそろタイヤ交換かな?」
- 「チェーンが伸びてきたな…」
- 「いろいろ交換しないと…」
このように思うようなら買い替えを検討してもいいタイミングです。
バイク販売店にもよりますけど、中古バイクでも危険な状態の消耗品は交換してあり、しっかりと整備されていて安心感もあります。
消耗品の交換が多くなるということは、いろいろな場所にガタがきている可能性もあるので、故障する前に買い替えてしまいましょう。
走行距離が増えた
走行距離はバイクの状態を判断する目安にもなりますし、買取価格にも影響するポイントです。
どのくらいの距離になったら買い替えるか決めておきましょう。
- 1万kmは問題なし
- 2万kmは問題なし
- 3万kmは買取価格に影響あり
- 4万kmはパーツ交換が多くなる
- 5万kmはいろいろとガタがくる
ざっくりなイメージですけど、こんな感じでバイクの状況は変化していきます。
走行距離が短ければ短いほどバイクの状態はいいので買取価格も高くなります。
とはいえ、新車で買っても1万kmで買い替えてしまうのは、さすがに物足りないと思うので、買取価格に影響がでてくる3万kmまでに買い替えを検討してもいいかもしれません。
5万km以上になれば、買取価格も大きく下がりバイクもいろいろな部分が故障したり、消耗品の交換も多くなります。
なので、このまま乗り潰す覚悟でメンテナンスしながら乗り続けるか、買い替えの判断をしなければいけないポイントになります。
故障している
バイクが故障してしまったなら修理するか、買い替えを考えなくてはいけません。
クラッチワイヤーが切れたとか、バッテリー上がりくらいの故障ならかんたんになおすこともできてお金もそこまでかからないです。
ですが、原因不明でエンジンがかからないや転倒や事故でいろいろな部分が壊れたりすると修理費が高額になってしまうこともあります。
もし修理しても、その後も問題なく走れるかは怪しいところです。1度壊れてしまうと不具合が再度おきやすくなってしまうこともあります。
いろいろな場所を修理していたら中古バイクを1台くらい買えそうな金額を修理費にあててしまうなんてことも、なくはないです。
壊れた場所にもよりますけど、修理費が高額になりそうなら、あきらめて新しいバイクを買ったほうが安心できます。
車検前
買い替えるのに車検前はベストなタイミングです。
車検は車検の費用や消耗品の交換が重なるタイミングなので、お金がかかります。
10万円以上かかる場合もあります。
もちろん車検の前と後では、後のほうが高く売れる可能性はありますけど、車検にかかった費用以上に高く売れるか?といわれたら難しいところです。
なので、買い替えを考えているなら車検の費用を払う前に売ってしまったほうがお得にります。
冬で乗れなくなる前
寒い時期はバイクに乗らない人や雪が降る地域の人は冬になる前に売ってしまいましょう。
そして、暖かくてなってきたら新しいバイクを買う作戦です。
バイクは放置していれば劣化してしまい買取価格がさがってしまいます。
乗らない期間もしっかり管理しておかないとエンジンがかからなくなったりサビが多くなってしまいます。
なので、冬に長期保管してバイクが劣化する前に、少しでも高く売ってしまえば、そのぶん損をしなくてすみます。
新しいバイクが欲しい場合
他に気になるバイクがあり買い替えを検討しているなら今すぐに行動しても大丈夫です。
上記で解説したのは目安なので無理して守る必要はありません。
欲しいバイクがあるなら今すぐ買い替えてしまいましょう。
というのもバイクの買取価格は「売りたい」「買い替えたい」と思ったときが最高価格です。わざわざ買取価格がさがってから売る必要はありません。
気になるバイクがあるのに今のバイクに乗り続けると愛着も薄れて、あつかいが雑になる人もいます。
これも買取価格を下げてしまう原因となります。
それよりも早く新しいバイクで遊んだほうが楽しいです。
今すぐ行動しましょう。
買取価格を調べる
現在 所有しているバイクの価値を知ることも買い替える時には重要なポイントとなります。
ある程度の買取価格を知ることによって買い替えの時期や予算をイメージしやすくなります。
バイク王の「無料お試し査定」であれば簡単に買取上限金額を調べることができてオススメです。
実際の査定額とは違ってしまいますけど、わざわざ査定するために店舗に行ったり、出張買取業者に来てもらう手間もはぶけます。
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買い替えを検討しているなら、まずは買取価格を調べてみましょう。
ローン途中でも大丈夫
新たに欲しいバイクがあるのに買い替えない理由に多いのが、「ローンが残っているから」です。
安心してください。よほどのことがないかぎりローン返済途中でもバイクを売ることが可能です。
残りがあと数カ月なら払い終わってから買い替えたほうが気持ちがいいですが、まだ1年以上も残っているなら早めに行動したほうがいいです。
1年もたてば走行距離も増えるし、キズもついてしまい買取価格も下がってしまいます。
結果として損をしてしまうことになります。
ローン返済途中でも気にせず買い替えを検討しましょう。
関連記事:ローン返済途中でもバイクを乗り換える方法【ローン中でも売れます】
走行距離10万kmをめざす
買い替えないで乗り潰すという選択をすることもできます。
バイクはしっかりメンテナンスすれば10万km以上を走ることもめずらしくありません。
しかも、走行距離が5万kmを超えたあたりから査定額が、ほぼ変わりません。
変わらないというか、あまりお金にならないというのが本当のところです…
それなら、整備や修理でちょっと手間はかかるバイクになるかもしれないですけど、買い替えないで乗り続けることもできます。
5万km超えると故障なども、いつおこるかわからないので、修理やメンテナンスが苦手な人には向いてないです。
ですが、1台のバイクを乗り続けて苦楽をともに過ごすのも、またバイクの楽しみ方なのでチャレンジしてみるのもアリです。
バイクの買い替えに悩むなら
買い替えないで新しいバイクを買ってしまい2台持ちにしましょう。
とりあえず2台とも所有して、しばらくしたらどっちかを売ることもできます。
正直なところお金に余裕があって置き場にも困ることがなければ、2台持ちでもぜんぜん問題ないです。
買い替える必要がないです。
とはいえ、お金に余裕がなければ2台持ちは維持費や税金を多く払わないといけないので、生活の負担となります。
早めにどちらのバイクを維持していくか決断しましょう。
人気記事:【安い】ワークマンで買えるバイク乗りにおすすめの商品10選
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走行距離の目安とかはありますか?
他に気になるバイクがあるから今すぐでも大丈夫?
バイクの買い替え時期を教えてください